パパ活で効率的に稼ぎたいなら「大人」について理解することが不可欠です。
「大人あり」でのパパ活は食事のみのデートよりも格段にお手当が高く、他にも複数のメリットを享受することが可能になります。
しかしデメリットの方も大きいので、まずはこの記事で紹介している「パパ活における大人の意味とメリット・デメリット」の内容をよく読んで知識を高めておきましょう。
パパ活とは
パパ活とは、主に若い女性が経済的に裕福な男性(パパ)と継続的に食事やデート、時には性的な関係を持つ代わりに金銭的な支援を受ける活動のことです。
テレビでも、2017年10月から11月にかけて放送された連続ドラマ「パパ活」は、ごく普通の女子大生が経済的な理由からパパ活を始めるというストーリーが話題となりました。
参考:パパ活 – フジテレビ
パパ活における「大人」とはどういう意味?
パパ活における「大人」とは大人同士の肉体関係、つまりは「セックスありのパパ活」を意味しています。
パパ活においては「大人」という言葉自体が事実上セックスの隠語として機能しているため、20歳以上の立派な成人女性であっても「大人のパパ活」というフレーズには十分に注意する必要があるでしょう。
ちなみに未成年者のパパ活は問答無用で犯罪になることから「大人・子ども」といった露骨なワードで募集がかけられることはありません。
「大人」を含むパパ活のお手当相場
大人ありのパパ活は食事だけのデートパパ活と比較して、お手当の相場が高くなります。
女性のタイプやパパ活をする地域の特徴によっても変わってきますが、東京や大阪といった大都市圏においては大体「3万円~10万円以上」が大人ありパパ活のお手当相場になると考えておきましょう。
ただし大人の関係ありのデートをする場合、相手の自宅に行くことはほとんどなく大抵はホテルを利用することになります。
その際のホテル代は全額パパ持ちとなり、さらに交通費なども追加されるケースが多くなっています。
食事も普通に付けてもらうことができれば単純なお手当以上の金額を手にすることができると見ておいていいでしょう。
パパ活で「大人あり」をするメリットとデメリット
メリット①:短期間で高額のお手当を稼げる
大人ありパパ活をする最大のメリットはやはりお手当相場が高くなることです。
3万円~10万円という相場はあくまで目安であって、魅力的な女性なら1回の大人デートで数十万円を一気に稼ぐことも特に珍しいことではなくなります。
また大人ありの関係ではプレゼントなど追加のおねだりも通りやすいので、結果的に大人なしのパパ活と比べると短期間で大きな儲けを出すことができるのは間違いないでしょう。
メリット②:パパを見つけやすい
大抵のパパは「大人」を受け入れてくれる女性を求めています。
そのため大人ありでパパ活募集をすると大量のパパ候補と出会うことが可能になるのも大きなメリットの一つです。
パパ候補が多ければ多いほど自分の好みに合った相手を探しやすくもなるので、パパ活の満足度を挙げていくことが可能になります。
メリット③:デート時間が短くて済む
通常の食事デートだとランチやディナーの時間帯を完全に拘束されるだけでなく、前後のデート時間も含めて最低でも半日は潰すことを覚悟する必要があります。
それに対して「ホテル直行」の大人デートでは2時間程度の時間でパパ活を済ませることも可能です。
高齢のパパや淡白なタイプのパパと交際していればホテルの負担もそれほど大きくはならないので、体力面や時短を考えてもコスパが良いと言えるでしょう。
デメリット①:性病や妊娠への対策が必須
大人の関係をする際にはコンドーム使用は当然として、それ以外にもさまざまな安全対策を取ることが重要です。
十分な知識を身につけておかないと深刻な失敗に繋がるリスクがあるので、軽い気持ちで大人ありのパパ活を行うことにはやはり相応のデメリットがあると認識しておくべきでしょう。
デメリット②:パパとのトラブルが起こりやすい
パパの中にはコンドームに使用を嫌がったり、事前に承諾していたにも関わらずプレイの最中に勝手にゴムを外そうとする危険なタイプの人もいます。
こうした相手に対して単独で対応しなければならないので、パパとのトラブルを乗り越える自信がない女性には大人ありのデートは向いていません。
約束したお手当の支払いを渋る、急に暴力的になる、女性側の個人情報を盗もうとするなど、パパとのトラブル事例は多岐に渡るため対策も多角的に練っておくことが大切です。
デメリット③:お互いに情が移りやすい
身体だけの関係と割り切っているつもりでも、何度も肌を重ねていると互いに情が移ってきてしまうこともあります。
しかしパパ活をする男性には既婚者も多いので、変に情を移してしまうと大変な事態を招くこともあります。
また、どちらか一方が恋愛感情をこじらせていくとストーカー化などさらに深刻な問題に発展してしまうケースもあるので気をつけましょう。
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パパ活で「大人」をするまでの流れ
パパ活アプリなどで「大人あり」条件で募集を出す
アプリを使う場合には必ず募集段階で「大人」の可否を掲載しておきましょう。
一般的な恋活・婚活マッチングアプリを使うと「大人」に関する記載ができないので、できる限りパパ活に特化したタイプのアプリを使うのがおすすめです。
人気のパパ活アプリ
パパ候補とメッセージ交換で意思確認をする
魅力的なパパ候補からメッセージをもらったら、早い段階で「大人」の具体的な内容について意思確認をしておきましょう。
ホテル代をパパ側が負担する、お手当とは別に交通費を支給するといった部分もこの段階で詰めておくことが重要です。
顔合わせで最終確認を行う
顔合わせデートは通常のパパ活と同様に、カフェやファミレスなど周囲に人が多い場所で待ち合わせるようにしましょう。
「大人」ありだからといって最初から2人きりになる場所を指定する相手は危険と考えておくべきです。
顔合わせをしたら改めて周囲に話を聞かれにくい公園などに移動して、そこで大人パパ活に関する契約内容を最終確認してください。
納得の上でホテルに入る
最初の顔合わせ直後にホテルに入る必要はありません。
あくまで女性側が同意した上でないとパパ活は成立しないので、少しでも迷いがあるなら一旦持ち帰って再検討するようにしましょう。
またパパ活のお手当は前払いが基本なので、お手当をもらう前にホテルに入らないことも大切です。
個人情報に注意しながら別れる
行為の最中や別れるときには、うっかり個人情報を漏らさないように注意しましょう。
繰り返しデートをする場合にも本名や普段使いしている連絡先は教えずに、パパ活専用の偽名と連絡先を使うようにしましょう。
パパ活で大人の関係を結ぶ際の注意点
すべて自己責任であることを認識する
「大人」のパパ活はすべて自己責任によって行われます。
もし何かトラブルがあったとしても基本的には誰も助けてくれないので、身の危険や金銭的なリスクまで呑み込んだ上でパパ活をすることを忘れないようにしましょう。
どうしても困ったことが起きたなら警察に駆け込む前に弁護士など法律に詳しい人からのアドバイスを受けておくと以降の立ち回り方を工夫できます。
どんな男にも裏の顔があることを意識する
どんなに優しそうに見える男性でも、肉体関係を持った途端に豹変することは決して珍しくありません。
特に一部の男性は一度「モノにした」女性に対しては残酷なほど冷たくなることがあるので、そうした男性特有の恐ろしさについては過剰なくらいに警戒しておくべきでしょう。
自分が加害者になるリスクもある
相手のパパが既婚者だった場合、大人の関係を持っているとパパ活が法的に「不倫」として認められる可能性があります。
相手側が離婚調停に進んだ際に不倫関係が認定されてしまうと、向こうの家庭からは完全に「加害者」として扱われることになるので注意しましょう。
お手当として多額の金銭を受け取っていた事実まで判明すると損害賠償にまで発展してしまう恐れもあるので、そうしたリスクを考えても個人情報をパパ側に渡さないことは非常に重要になってきます。
もし「大人」を断りたいときにはどうすればいい?
パパ活で意に沿わない「大人」を強要されそうになった際、上手く切り抜けるテクニックを持っておくことも必要です。
毅然と断ってしまうのも一つのテクニックですが、相手を逆上させてしまう危険もあるので基本的には「やんわり断る」方向性を意識しておきましょう。
「生理が始まってしまった」「仕事で急に残業が入ってしまった」といった定番の言い訳でも一度や二度なら十分に通用します。
それでも食い下がられるなら「大声を出しますよ」といった形でしっかりNOの意思表示をして、すぐにその場を離れるようにしましょう。
参考:パパ活ではどんなトラブルが起きる?被害実例と対処法を弁護士が解説 | 男女トラブル・男女問題弁護士相談ナビ
パパ活の「大人」についてのまとめ
「大人あり」のパパ活はお手当の相場が高く、また数多くのパパ候補から理想の相手を見つけやすいといったメリットを持っています。
しかしその一方で安全性や相手との関係性についてのデメリットもかなり多いため、十分な知識と対策を持たずに大人ありのパパ活をするのはリスクが高過ぎるとも言えるでしょう。